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セックスが痛い。「慣れれば平気」で我慢しないで

「もう少し力を抜いたら?」「そのうち慣れるよ」。痛いと言ったのに、こんな返事をされたら困りますよね。力を抜こうとしても、痛いものは痛い。

最終更新:2026年10月4日

ソファに座り、受診前にスマホで症状をメモする大人の女性の挿絵(AI生成)
記事のテーマを描いたイメージ
01

痛みを「経験が少ないから」で片づけない

痛みがあるなら、まず痛い行為を止めてください。腟の入口や奥の痛みが続く、繰り返すときは、婦人科・産婦人科で相談しましょう。慣れるまで耐える必要はありません。

入口がひりひりする。挿入すると奥が痛む。終わったあとも痛みが残る。同じ「セックスが痛い」でも、痛む場所やタイミングは違います。

原因も一つではありません。乾燥や炎症、外陰部の皮膚のトラブル、骨盤の底にある筋肉の問題などが関わることがあります。日本産婦人科医会も複数の原因を挙げ、痛みが改善するまでは挿入を避けるよう案内しています。

外から見て変わったところがなくても、痛みが出ることはあります。「見た目は普通だから」「前は平気だったから」で、今の痛みを片づけないでください。

02

診察では「どこが、いつ、どう痛むか」を伝える

病名を調べてから予約しなくても大丈夫です。「セックスのときに痛みがあります」と伝えれば、何を相談したいのか分かります。

例えば、「2週間ほど前から、入口のあたりがひりひりします。挿入しようとすると痛くて、やめています」。診察で言い忘れそうなら、スマホや紙に書いて、そのまま見せてください。

メモに残すなら、次の4項目を。分からないところは空欄でも構いません。

どこが痛い?

入口のあたり、奥、下腹部など。場所がはっきりしなければ、そのまま伝える。

いつから、どんなときに?

最初からか、最近始まったか。触れたとき、挿入時、終わったあと、普段も痛むか。

どんな痛み?

ひりひりする、刺すように痛むなど。どのくらい続くか、やめなければならないほどか。

ほかに変わったことは?

出血、おりもの、発熱、排尿時の痛みなど。服用中の薬や、産後・授乳中であることも伝える。

03

「痛いからやめる」に、相手の許可はいらない

相手を傷つけたくなくて、つい「ちょっとだけ痛い」と小さく言ってしまう。でも、続けたくないなら「痛いので、今日はやめる」とはっきり伝えたい。痛みを我慢して、相手の期待に応えなくてもいいのです。

痛いと言われた側も、原因を当てようとする前に止めましょう。「前の人は平気だった」「力を抜けばいい」と返しても、目の前の相手の痛みは分かりません。

次に会ったときも、痛みがなくなったはずだと決めつけて再開しない。本人がどう感じているか、何をしたいかを聞いてください。

04

強い下腹部痛や多量の出血があるなら、受診を急ぐ

急に強い下腹部の痛みが出た、痛みがひどくなっている、出血が多い、めまいや失神しそうな感じがある。こうしたときは、通常の予約日を待たず救急受診を。妊娠の可能性があるときの下腹部痛や、発熱を伴う痛みも、速やかに医療機関へ相談してください。

そこまで強くなくても、痛みが続いたり繰り返したりするなら受診を。「ほかの人は平気なのに」と比べるより、どこがどう痛むのかを医師に伝えましょう。

参考資料・関連する利用案内

資料の確認日:2026年9月28日

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