SAYi JOURNAL
産後のセックス、1か月健診が終わったら再開しなきゃダメ?
例えば、産後の健診で問題はなかったと話したら、パートナーから「じゃあ、そろそろできる?」と聞かれた。自分はまだ傷が気になるし、少しでも時間があれば寝たい。なのに、断る理由を探してしまう。 健診が終わっても、セックスを再開する義務はありません。「再開してもよい」と言われたことと、自分がしたいと思うことは違います。
最終更新:2026年9月29日

まず、体の回復を確認する
産後の再開時期は、日数だけでは決められません。出産した医療機関で、傷や出血がどこまで回復しているか、再開するときに何に気をつければよいかを聞きましょう。
産後はホルモンの変化で腟が乾燥し、痛みにつながることもあります。試して痛かったら、その場で止める。「久しぶりだから、慣れるまで続けよう」と我慢する必要はありません。
痛みが気になるなら、「産後から入口が痛い」「傷のあたりが怖くて、まだ試していない」と、今の状態を産婦人科で伝えてください。再開して痛くなるまで、相談を待たなくても大丈夫です。
発熱や悪化する腹痛、増える出血があるときは、次の健診を待たず医療機関へ。突然の大量出血や、出血にめまい・失神しそうな感じを伴うときは、119番で救急車を呼んでください。
「来週ならできる?」に、無理に日付を答えない
「もう少し待って」と言うと、「じゃあ来週?」と返ってくる。まだ見通しが立たないのに、日付だけ決めるのはつらいですよね。
そんなときは、再開の約束より、今してほしいことを一つ伝えるほうがよいと思います。
「いつしたくなるかは、まだ分からない。今日は眠りたいから、次のおむつ替えと寝かしつけをお願いしたい」
「抱きしめてもらうのはうれしい。でも、今日はセックスはしたくない」
触れられること自体がしんどいなら、二つ目を言う必要はありません。相手を安心させるために、別の触れ合いを用意しなくてもいい。
誘う側が寂しいときも、毎回「いつならできる?」と聞く代わりに、二人でどう過ごしたいかを一つ提案してみる。「少し一緒にお茶を飲みたい」なら、その時間を作るために何を引き受けるかまで考える。休んでもらうのは、あとでセックスに応じてもらうための交換条件ではありません。
月経が戻っていなくても、避妊は必要
「まだ生理が来ていないから、妊娠しない」とは限りません。授乳中でも、最初の月経より先に排卵し、妊娠することがあります。
次の妊娠を望んでいないなら、再開する最初の性交から避妊を。授乳中かどうかや体の状態によって選べる方法も変わるため、産婦人科で相談してください。
診察で聞きそびれそうなら、「まだ痛みが心配です。再開するときの注意点と、今使える避妊法を教えてください」とメモしておく。
参考資料・関連する利用案内
資料の確認日:2026年9月29日
- 高知県「産後の健康」
産後健診、体調が悪いときの受診、月経再開前の妊娠と避妊を参照。公開・更新日は資料内に記載なし。
- Worcestershire Acute Hospitals NHS Trust:Sex and contraception after birth
産後の乾燥、痛ければ止めること、再開への気持ち、避妊の相談を参照。英国の薬剤や入手方法の案内は転用していません。
- NHS:Early days
産後出血の受診・緊急対応の目安と、月経再開前・授乳中の妊娠について参照。最終レビュー2026年1月27日。会話例と生活の提案はSAYi編集部が作成しました。
- 総務省消防庁:119番緊急通報
日本で救急車を呼ぶ番号と通報方法を確認。症状の緊急性は上記NHS資料を参照。